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【医師監修】自宅でできる指のリハビリのやり方を紹介!関節が固まるのを防ごう|スマートクリニック東京【公式】|再生医学(サイトカイン治療・乳歯幹細胞培養上清液) 東京 市ヶ谷/四谷/麹町

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コラム記事

【医師監修】自宅でできる指のリハビリのやり方を紹介!関節が固まるのを防ごう

脳卒中(脳梗塞・脳出血など)

2022.03.09

脳卒中になると指が動かしづらい痙縮(けいしゅく)になることがあります。痙縮が進行すると、関節や筋肉が固まる拘縮(こうしゅく)になる可能性もあるため注意が必要です。

拘縮を防ぐためにも、脳卒中後は自宅のリハビリテーションに励むのも重要でしょう。

しかし具体的にどのようにリハビリテーションをすれば、効果的であるのか分からない人も多いのではないでしょうか。

本記事では、自宅で指のリハビリをする方法について詳しく解説します。リハビリの効果を高める準備についてもお伝えしますので、参考にしてください。

自宅で指のリハビリテーションを行う前に重要な準備

準備

宅で指のリハビリを行う場合は、指先全体の硬さを和らげることが大切です。いきなり指を動かすのではなく、まずは手を温めたり、マッサージしたりするとよいでしょう。

手を温める

手を温めると筋肉や関節が柔らかくなります。病院でも、リハビリテーションの際は筋肉や関節を温めて柔らかくすることがあります。

自宅では、お風呂などに浸かって温めると良いでしょう。次に紹介するマッサージとの併用も有効です。

マッサージをする

痙縮のリハビリ前に、指先をマッサージをして、硬くなった筋肉をほぐすこともリハビリの効果を高める1つの手段です。

手のひらを手首から指先に向かって丁寧にマッサージするとよいでしょう。テレビを見ながら、リラックスして行うのもおすすめです。

自宅でできる指のリハビリテーション

ここでは、自宅でできる指のリハビリテーションのやり方について紹介します。自宅では、次のような運動を実践するとよいでしょう。まずは、関節の動きに合わせて、徐々に指を伸ばしていく(ストレッチ)です。痛みのない範囲で指の関節ごとに可動域いっぱいストレッチをすることが大切です。1日3回くらい、15分/回が目安です。

  • 指を1本ずつ引っ張る運動
  • 指を反らす運動
  • グーパー運動
  • ゴムボールを使った運動

医療機関や症状によりやり方が異なるため、実際のリハビリ方法は理学療法士や医師などの専門家に指導してもらった方法で行うようにしましょう。

指を1本ずつ引っ張る運動

指を伸ばす際は次のような手順で実施するとよいでしょう。

  1. ベッドか広めの椅子に座った状態で、手をベッドや座面で身体の横に置く
  2. 指先は前方か横向きに置く
  3. 手を置いたまま、動かせる方の手で一本ずつ指を引っ張る

指と手首を反らす運動

指を反らす運動は、次のとおりに実践するとよいでしょう。

  1. 拘縮側の手のひらを上に向ける
  2. 人差し指から小指までの指を動かせる方の手で床に向かって押す
  3. 指が伸び、手首を反らした状態にする

グーパー運動

グーパー運動は、次のようにして行うとよいでしょう。

  1. 肩の高さに手を上げる
  2. 肘をまっすぐ伸ばして、5秒間かけて手を開く
  3. 可能な限り手を開いたら、5秒かけて再び手を閉じる
  4. 再び1~3を行い、グーとパーを繰り返す

ゴムボールを使った運動

ゴムボールを使った運動は、グーパー運動をゴムボールを握った状態で行うとよいでしょう。

ゴムボールを握り込む分、握力のトレーニングになります。

自宅でマッサージやストレッチを続けても改善が見られない場合は、医療機関の受診をお勧めします。

指の関節が固まる拘縮の予防法

脳卒中後に指が硬くなるのは、筋肉が過剰に緊張して痙縮が起きているためです。痙縮が長くなると、筋肉や関節が固まる拘縮になり日常に支障をきたします。

さらに拘縮になると、痙縮よりも指を動かしづらくなり、指が開かずに物を持てなくなります。

脳卒中のリハビリテーションについて

リハビリをしている人

ここでは脳卒中の説明後に、リハビリテーションの内容を紹介します。

脳卒中とは

脳卒中とは、脳出血(脳溢血:のういっけつ)や脳梗塞、クモ膜下出血の総称です。

脳卒中になると手の指だけではなく、肘や手首、足首、膝などの他の関節も固まります。また失語症や視野障害、認知障害などの後遺症も現れるため、さまざまなリハビリが行われます。

【医師監修】脳卒中の種類は?検査や治療法、後遺症について解説

脳卒中のリハビリの内容

脳卒中のリハビリは、発症後の経過期間によって内容が異なります。

リハビリ期間には、急性期と回復期、維持・生活期があります。

リハビリの内容は、寝返りをしたり、ベッド上で座ったりする基本動作から、食事やトイレ、着替えなどの日常生活動作などさまざまです。

病院から退院後、自立した生活を送れることを目的に実施されます。

指のリハビリ前に硬くなった関節や筋肉をほぐそう

自宅で指のリハビリを行う場合は、はじめに固くなった関節や筋肉をほぐすとよいでしょう。

リハビリテーションを行う際には、ここで紹介した方法も参考にしてみてください。

自宅のリハビリテーションで、なかなか改善が見られない場合は医療機関を受診して医師のアドバイスを受けることをおすすめします。

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記事監修

スマートクリニック東京 院長 瀬田 康弘
スマートクリニック東京 院長 瀬田 康弘
東京慈恵会医科大学卒。
慶應義塾大学での勤務を経て、株式会社ZAIKEN設立。
臨床、訪問診療、企業活動など様々な分野に従事。
2020年よりスマートクリニック東京院長。

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