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ALS(筋萎縮性側索硬化症)上清液投与 case3|スマートクリニック東京【公式】|再生医学(サイトカイン治療・乳歯幹細胞培養上清液) 東京 市ヶ谷/四谷/麹町

COLUMN

コラム記事

ALS(筋萎縮性側索硬化症)上清液投与 case3

ALS

2023.12.13

ALS(筋萎縮性側索硬化症)の現状

ALSの根本的な治療法はまだありません。多くの患者様とその家族はとてもつらい思いをされていると思います。

当院における再生医療

当院では、ALS患者様向けの再生医療を提供しています。特に、歯髄幹細胞培養上清液(通称:上清液、エクソソーム)を主成分とした治療を実施しています。

具体的な症例:Case3

患者様の背景

  • 年齢: 50代女性
  • 症状: 手指のこわばりや倦怠感、体中の痛み

この患者様は、十年以上の症状を経てALSと診断されました。治療開始時には、歩行や呼吸にも影響が出ていました。

治療結果

当院で、週に1回、合計4回の上清液(エクソソーム)治療を施しました。一か月後には、痛みがかなり改善して、日常生活を問題なく過ごしています。

現在も1年以上通院しており、お子様と旅行にいくなど、日常生活を満喫しています。当院で最も経過が良い方です。

注意点と治療実績

上清液(エクソソーム)の治療は根治治療ではありません。定期的な通院が必要であり、患者様だけでなくその家族にとっても負担の大きい治療です。しかし、一部の患者様はこの治療によって日常生活や動作を長期間維持できています。

当院の上清液治療では延べ4000例以上おこなっており、ALSの方では30-40例の方を診ております。2年近く見ている方もおり、全員に当てはまるわけではありませんが、半数以上の患者様には効果があると考えています。

治療効果については、下記の動画でもご確認いただけます。

この動画でALSという病気に対して、少しでも希望を持っていただけるのではないでしょうか?

ALSは進行性の疾患であり、できなくなることが多くなります。しかし、上清液(エクソソーム)の治療で少しでもできることを増やしてもらいたい。そう思っております。

前回の症例はこちらをご参照ください。
https://smartcl-medical.jp/column/als/als-case1/
https://smartcl-medical.jp/column/als/als-case2/

 

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記事監修

スマートクリニック東京 院長 瀬田 康弘
スマートクリニック東京 院長 瀬田 康弘
東京慈恵会医科大学卒。
慶應義塾大学での勤務を経て、株式会社ZAIKEN設立。
臨床、訪問診療、企業活動など様々な分野に従事。
2020年よりスマートクリニック東京院長。

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