はじめに
いつも当院のコラムを見ていただき、誠にありがとうございます。
今回のコラムより、当院で行っている再生医療・幹細胞培養上清液(エクソソーム)治療についての実績と見通しについてお伝えします。
当院の治療対象
当院では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、脳梗塞後の後遺症、認知症、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)後遺症など、多くの患者様を受け入れています。
治療効果の複雑性
医学の進歩により、多くの疾患に対する治療法が確立されつつありますが、それでもまだ解明されていない側面が多いのも事実です。
特に、上記のような疾患は、現在の医学でも治療が困難であったり、個々の症状や進行度が大きく異なるため、一概に説明することは難しいのが現状です。
上清液による効果
ただし、当院での治療経験を通じて、上清液(エクソソーム)治療には一定の効果があることが確認されています。
具体的には、治療の量と期間によって、症状が改善する方が一定数存在することがわかっています。
症例の紹介
今後、このブログを通じて、具体的な症例についてもご紹介していきます。
患者様やそのご家族様が少しでも希望を持てるような情報提供を目指しています。
最後に
幹細胞培養上清液(エクソソーム)治療は、全員に効果があるわけではありません。しかし一定の効果が見られます。
治療の具体的な効果や症例については、今後このコラムで詳しく説明していきます。
記事監修
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東京慈恵会医科大学卒。
慶應義塾大学での勤務を経て、株式会社ZAIKEN設立。
臨床、訪問診療、企業活動など様々な分野に従事。
2020年よりスマートクリニック東京院長。
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