fixed_mail_icon

【医師監修】隠れ脳梗塞とは?血管性認知症のリスクや予防法を解説|スマートクリニック東京【公式】|再生医学(サイトカイン治療・乳歯幹細胞培養上清液) 東京 市ヶ谷/四谷/麹町

COLUMN

コラム記事

【医師監修】隠れ脳梗塞とは?血管性認知症のリスクや予防法を解説

脳卒中(脳梗塞・脳出血など)

2022.03.24

隠れ脳梗塞は自覚症状が現れない脳梗塞のことであり、脳ドックなどで偶然に発見されることもあります。

本格的な脳梗塞や認知症などにつながる可能性があるため注意が必要です。中高年になると隠れ脳梗塞が気になる人も多いのではないでしょうか。

本記事では、隠れ脳梗塞について詳しく解説します。自分でできる予防法や、病院の服薬による治療法についても説明しますので、参考にしてください。

隠れ脳梗塞とは

隠れ脳梗塞とは、ラクナ梗塞の一種である無症候性梗塞のことを指します。ラクナ梗塞になっているにも関わらず症状が現れない場合に、無症候性梗塞と呼ばれます。

ここではラクナ梗塞について説明したあとに、ラクナ梗塞が起こる原因をお伝えします。

ラクナ梗塞とは

ラクナ梗塞とは、細い脳の動脈が脳血栓により詰まり、血液が流れなくなった状態です。

詰まった箇所から先の脳神経細胞に酸素や栄養素が運ばれずに、壊死します。

ラクナ梗塞は細い血管であるため、詰まった箇所によっては脳に与える影響が小さく、症状が現れないことがあります。

隠れ脳梗塞が起こる理由

隠れ脳梗塞の元となるラクナ梗塞が起こる直接的な理由は、動脈硬化です。動脈硬化により、血の塊である脳血栓ができ血管が詰まりやすくなります。

さらに動脈硬化を起こす原因は、高血圧や脂質異常症、糖尿病で、三大危険因子と呼ばれています。

隠れ脳梗塞を予防するには、生活習慣を改善して、危険因子を抑えることも重要です。

血管性認知症のリスクもある

隠れ脳梗塞になると、血管性認知症のリスクもあります。

血管性認知症とは、脳梗塞や脳出血などの脳血管の病気が原因で起こる認知症です。記憶障害や歩行障害、転倒、頻尿、麻痺、感情失禁などの症状が見られます。

血管性認知症の症状の1つに、まだら認知症があります。

血管性認知症の症状について詳しく知りたい場合は、次の記事を参考にしてください。

関連記事:【医師監修】まだら認知症とは?症状や原因、患者への接し方について解説

隠れ脳梗塞になりやすい人

隠れ脳梗塞になりやすい人は高齢者です。また高血圧や糖尿病、脂質異常症、慢性腎臓病などの基礎疾患を持つ人もなりやすいといわれています。

とくに血圧が高い人は注意が必要です。基礎疾患を持つ場合は、食事内容やストレスをコントロールして生活習慣を改善することも大切です。

隠れ脳梗塞のへの対処法

隠れ脳梗塞への対処法には、自宅でできる予防と病院で処方される薬による治療があります。

それぞれについて詳しく説明します。

自分でできる予防法

隠れ脳梗塞に対して、自分でできる予防法は次のとおりです。

  • 食習慣を整える
  • 適度な運動をする
  • 飲酒はほどほどにする
  • 水分を補給する

ここで紹介する対処法を取り入れて、隠れ脳梗塞を予防しましょう。

食習慣を整える

高血圧を防ぐためには、減塩がおすすめです。塩分の摂取は1日6グラム未満が推奨されています。

たとえば、だしをうまく使って料理の塩分を減らしたり、汁物を飲み干さないなどの工夫をするとよいでしょう。

また、動脈硬化の原因である血中コレステロールを減らすための取り組みも大切です。

たとえば、野菜や海藻、果物、大豆などを中心取り、食事内の脂質の量をコントロールするとよいでしょう。

適度な運動をする

適度な運動をすると、平常時の血圧が下がります。また内臓脂肪を燃やせるため、脳梗塞の原因の1つである脂質異常症を防げるのです。

汗をかくような中程度または強度の運動を週に4回以上すると、脳卒中のリスクが低下するとの報告もあります。

飲酒はほどほどにする

過度な飲酒は肥満や脂質異常症、高血圧につながるため、飲酒はほどほどにしましょう。

日本酒にして1日平均3合以上のお酒を飲む人は、脳卒中のリスクが高くなるといわれています。

一方で、1日平均1合未満の人は、脳梗塞のリスクが低くなるという研究報告もあります。

水分を補給する

水分補給をして水分不足を補うと、脳梗塞の予防につながります。水分が不足すると、血液がドロドロになり血管が詰まりやすくなるのです。

とくに夏場は体の水分が奪われやすくなるため、注意が必要。脳梗塞は夜間にも発生しやすいため、夕食の飲酒後や入浴後にも水分を補給するようにしましょう。

病院で行う治療法

病院で隠れ脳梗塞の治療を行う場合は、血圧をコントロールするために、降圧薬が処方されることも多いです。

脳梗塞の治療薬に、血液をサラサラにする薬である「抗血小板薬」があります。

抗血小板薬は本格的な脳梗塞に使われますが、隠れ脳梗塞の段階では推奨されていません。

隠れ脳梗塞は早期発見と生活習慣の改善が重要

医師の説明写真

隠れ脳梗塞を放っておくと、本格的な脳梗塞や認知症につながる恐れがあります。脳ドックなどを定期的に受けて早期発見につなげたいところです。

また高血圧は、隠れ脳梗塞の大きな原因であるため、生活習慣を見直して血圧をコントロールしていきましょう。

脳梗塞になった場合は、サイトカイン療法で後遺症を治療するのもおすすめです。

脳梗塞で損傷を受けた神経細胞を再生に導いたり、ダメージを受けた血管損傷の回復をサポートしたりします。

サイトカイン療法を受けたい場合は、スマートクリニック東京へご相談ください。

脳梗塞・脳出血の後遺症治療のページへ

カテゴリー

アーカイブ