コロナに感染すると後遺症を患う可能性があります。重症化のリスクもあるため、治療にはどこの病院に行けば良いのか気になる方も多いのではないでしょうか。
後遺症が疑われる場合は、まずは保健所やかかりつけ医に相談すると良いです。また、公立の病院や大学病院では新型コロナ後遺症の相談窓口が設置されている場合もあります。
しかし、受診には紹介料が必要な病院もあるため、規模やタイプごとに、受診に必要な手続きなども把握する必要があるでしょう。
本記事では、新型コロナ後遺症の治療を受けるために知っておきたい医療機関の特徴や、フォローアップ外来についてお伝えします。
コロナの後遺症はさまざま
コロナ後遺症を発症すると、次のような症状を伴います。
時には、以上の症状を併発することもあるため、どこの医療機関で相談すれば良いか迷う可能性も。
次に、病院の規模ごとのコロナ対応についてご紹介します。
コロナの後遺症外来を受け付ける施設
新型コロナ後遺症外来を受け付ける施設はさまざまで、いつでも受診可能な病院がある一方で、紹介状が必要な場合もあります。
ここでは、下記の各医療機関の特徴やコロナ対応について分かりやすく解説します。
- クリニックや病院
- 総合病院
- 大学病院
クリニックや病院
クリニックでは身近な疾患が扱われており、「医院」などとも呼ばれます。
軽い病、けが、慢性期の疾患を治療する場合は、近所にあるクリニックに通うのが一般的です。
新型コロナウイルスにかかった際も、かかりつけのクリニックがあるのであれば、まずはそこに相談すると良いでしょう。
症状が重症化した場合やクリニックでは対応ができないと判断された場合は、規模の大きな病院を紹介されることもあります。
総合病院
総合病院には、さまざな診療科目があり、集中治療室や細菌および病理の検査施設なども備えられています。
治療設備や検査施設が整っているため、重症患者の受け入れも可能です。
クリニックで原因がはっきりしない症状は、総合病院で精密検査が行われることもあります。
大学病院
大学病院で治療を受けるには、紹介状が必要な場合が多いです。新型コロナの後遺症でも、大学病院を直接受診をすると断られる場合があります。
まずはクリニックを受診したり、保健所などに問い合わせたりして、紹介があった上で受診可能な施設です。
コロナ禍におけるフォローアップ外来
コロナ禍におけるフォローアップ外来は、コロナ後遺症により退院後も体調が優れない場合に利用可能です。
たとえば、コロナウイルス感染後に病院で治療を受け、退院基準を満たした場合でも、体調が優れないとします。
そこで、フォローアップ外来を実施する病院に相談すると、コロナ後遺症による体調不良の治療を受けられるのです。
入院をする場合は、フォローアップ病床とも言われます。
スマートクリニック東京の新型コロナウイルス後遺症治療
スマートクリニック東京では、新型コロナウイルス後遺症についてフォローアップ外来(コロナ後遺症治療)を行っています。
当院では、再生医療の技術から生み出されたヒト乳歯歯髄幹細胞上清液を使ったサイトカイン療法を実施中。
サイトカイン療法を受けると、コロナ感染でダメージを受けた細胞の回復や炎症の鎮静化のサポートが可能です。
通常の治療だと対処療法が多いのですが、当院では再生医療の技術を駆使し、コロナ後遺症の原因に対してアプローチします。
病院で治療を受けても、体調が優れなかったり、後遺症に悩まされたりしている場合は、ぜひスマートクリニック東京にご相談ください。
記事監修

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東京慈恵会医科大学卒。
慶應義塾大学での勤務を経て、株式会社ZAIKEN設立。
臨床、訪問診療、企業活動など様々な分野に従事。
2020年よりスマートクリニック東京院長。