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3回目のコロナワクチン接種の副反応はどれくらい?気になる安全面|スマートクリニック東京【公式】|再生医学(サイトカイン治療・乳歯幹細胞培養上清液) 東京 市ヶ谷/四谷/麹町

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コラム記事

3回目のコロナワクチン接種の副反応はどれくらい?気になる安全面

コロナ(COVID-19)関連

2021.11.25

2021年11月16日現在、3回目のワクチン接種に関する報道をテレビや新聞で、よく見かけます。

3回目のワクチン接種を予定している人は、2回目の接種でつらい思いをした副反応について気になっているのではないでしょうか。

そこで本記事では、ニュース記事をもとに、3回目のワクチン接種でどれほどの副反応が出るのかを考察します。

ワクチン接種による副反応が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

3回目の新型コロナワクチン接種の副反応を分析

3回目の新型コロナワクチン接種による副反応は、2回目に比べると軽くなると言われていますが、実際はどうなるのでしょうか。

本記事を執筆中の2021年11月16日時点では、3回目の新型コロナワクチンを接種した人は日本国内には存在しないと考えられます。

そこで、ここではコロナ感染の経験がある自衛隊員43人の、コロナワクチン2回接種後の体調変化に関する報告をご紹介します。(注1)

つまり同報告では、コロナ感染を1回目のワクチン接種と仮定して、ワクチンの2回目接種を3回目として位置付けているのです。

同報告によると、「コロナ感染した自衛隊員」と「コロナ感染をしていない自衛隊員」の1回目接種と2回目接種後の症状の割合は以下の通りです。

【表1】コロナ感染した自衛隊員43人(3回接種したと想定)

症状 1回目接種(2回目接種と仮定) 2回目接種(3回目接種と仮定)
発熱 48.8% 72.7%
倦怠感 67.4% 75.0%
頭痛 23.3% 40.9%

(参考:「モデルナ社製3回目接種後の副反応はどうなる? 43人の現職自衛官調査から見えたこと|Yahoo!ニュース」をもとに作表)

【表2】コロナ感染していない自衛隊員1万107人(通常の2回接種)

症状 1回目接種 2回目接種
発熱 6.8% 77.0%
倦怠感 25.5% 80.4%
頭痛 16.3% 64.2%

(参考:「モデルナ社製3回目接種後の副反応はどうなる? 43人の現職自衛官調査から見えたこと|Yahoo!ニュース」をもとに作表)

表1と表2を見比べると、コロナに感染した人が2回目のワクチン接種を受けた場合、副反応が現れた人の割合が全体的に減っています。

調査対象群の人数が、表1と表2とでは大きく異なるため、正確なデータとは言いづらいですが、3回目ワクチンの副反応は2回目ほどではないとは言えるかもしれません。

3回目ワクチンの副反応は2回目ほどではないと言われる理由(注2)

3回目ワクチン接種の副反応が2回目ほど強くは出ないと言われる理由は、2回目と3回目のワクチン接種の間隔が1回目と2回目よりも長くなるからです。

1回目と2回目の接種間隔は、3週間が原則でした。間隔が短かったため、我々に備わる自然免疫が反応しやすく、副反応が出やすかったと考えられます。

一方で、3回目接種は2回目から半年以上が経過するため、自然免疫が強く反応しないことが予想されます

つまり、3回目のワクチン接種は接種間隔が開くことで、副反応が弱くなる可能性があるとの見方があるのです。

なお3回目のワクチンを接種する場合は、インフルエンザワクチンとの接種間隔を、2週間以上開ける必要があるため注意しましょう。(注3)

次に3回目接種に備えて、ワクチン接種2回目の副反応を今一度、確認しておきましょう。

ワクチン接種の2回目の副反応

厚生労働省発表のワクチン接種における主な副反応は次の通りです。

発赤腫れ・痛み・熱感・かゆみ・頭痛・倦怠感・鼻水

モデルナ製とファイザー製のワクチンは、1回目のワクチンよりも2回目のワクチンの方が副反応が強く出ました。

一方で、アストラゼネカ製ワクチンは前述の2社とは異なり、2回目よりも1回目のワクチン接種による副反応が強く出ました。

アストラゼネカ製ワクチンが他の2社と副反応の現れ方が異なる理由は、ワクチンのタイプが異なるからです。

モデルナ製とファイザー製はmRNAワクチンと言われ、アストラゼネカ製はウイルスベクターワクチンと言われています。(注4)

ワクチン接種の副反応については、次の記事も参考にしてください。

関連記事:新型コロナウイルスのワクチン接種後の副反応とは?|厚生労働省のデータをもとに医師が解説

ワクチン接種の安全性について

新型コロナワクチン接種の安全性については、厚生労働省が副反応について定期的な審議を行っています。

たとえば、令和3年11月12日に開催された審議会では、次のように報告されています。

死亡、アナフィラキシー、心筋炎・心膜炎、血小板減少症を伴う血栓症、年齢・性別別の解析に関する影響の検討を含め、引き続き安全性において重大な懸念は認められないと評価されました。

引用:新型コロナワクチンの副反応疑い報告について|厚生労働省

ワクチン接種の副反応についての審議会は、これからも引き続き行われることでしょう。

3回目のコロナワクチン接種を受ける場合は、安全性にも注目していきたいところです。

3回目ワクチン接種後の副反応はいかに

3回目ワクチン接種後の副反応は2回目ほどは強くはないとする分析や報道はありますが、実際のところははっきりしません。

現在のところ厚生労働省ではワクチン接種について「安全性において重大な懸念は認められない」と発表しています。

しかし今後の安全性については未知の部分もあるため、3回目のワクチン接種を受ける場合は、安全面にも注目したいところです。

 

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(参考)

注1:「モデルナ社製3回目接種後の副反応はどうなる? 43人の現職自衛官調査から見えたこと|Yahoo!ニュース」

注2:新型コロナワクチン「3回目の副反応は?」「インフルとどっちを優先すべき?」 専門家の見解は〈dot.〉|Yahoo!ニュース

注3:新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省 0037

注4:新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省 0021

記事監修

スマートクリニック東京 院長 瀬田 康弘
スマートクリニック東京 院長 瀬田 康弘
東京慈恵会医科大学卒。
慶應義塾大学での勤務を経て、株式会社ZAIKEN設立。
臨床、訪問診療、企業活動など様々な分野に従事。
2020年よりスマートクリニック東京院長。

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